なかなか行動できない人にオススメな「やる気」の出し方
やろうと思っているのに、出来ない。
やりたいと思っているのに、手が動かない。
やらなきゃと思っているのに、どうしてもやりたくない。
そんな症状ありませんか?
忙しいから、嫌な事があったから、体調がスッキリしないから
いろいろと「理由」は有ると思いますが、
消化不良の「やらなくてはならない事」が溜まっていくのは
結構ストレスの原因にもなるものです。
頑張ろうと思っているのに、出来ない という状況は、
プラスへ向かう意識と、マイナスへ向かう意識の綱引きの様なものです。
アクセル全開な状態でブレーキをベタ踏みしている状態なので、
やる気を出そうと自分を叱っても、励ましても、勇気奮い立たせようとしても
頑張ろうとすればするほど、どうしても疲れてしまいます。
だから、頑張り屋さんは「うつ」になりやすいといわれるんですね。
一番の対処法は「やる事の量を減らす」。
数週間、数カ月「やらなきゃ・・・」と思い続けているのに出来ていない事は、
もしかすると、1年やらなくても、5年しなくても生きていけるかもしれません。
思い切って「気持ちを処分」する事で、
本当にやるべき事が、軽く、スムーズに動き始める事もあります^^
整理しても残ってしまう「どうしてもやらなきゃいけない事」が
もしも「やったら、すぐ出来る事なのに、やる気が出ないorz」というものだったら、
「初めの合図」を決めてみるといいかもしれません。
心が綱引き状態なままでは、
頑張ろうと思えば思う程「やりたくない」側も頑張ってしまいます。
そこで、
梅干しという言葉を聴いただけでヨダレ…
グルメ番組見てたらお腹すいてきた…みたいな
「無意識にやってしまう条件反射」を上手に使うことで
頑張らなくても、潜在意識レベルで勝手に行動に移せるようになってしまうよう、
頑張らない感覚のまま、いつも間に過やっちゃってる状態に持って行くんですね。
例えば、
コーヒー淹れて、定位置について、タイマー回したら、ベルが鳴るまで25分は集中できる、とか
ダイエット用の美味しい朝ごはんを用意したから、それを楽しむために夜8時以降は絶対食べない
みたいな
習慣化のタイマーを自分の中に作ってしまおうと言う感じです。
自分を、自動操縦状態にしてしまうという事です。
スターターとなる一番初めの「1個目」は、もの凄く簡単なものにするのがコツ。
やりたくないのに、いきなりハードなものなんて出来ませんから、
手を洗う、コーヒー淹れる、トイレに行く、布団を上げる、今日やる事をメモに書き出すなど、
やりたくなくても、何気なく出来る事を1個目の作業にします。
そして、2個目に「毎回必ず同じ行動」を取ります。
自分の例だと、コーヒー入れたらパソコンの前に座るのが定番という様に。
初めのうちは少し意識しないと、忘れてしまいがちですが、
「ココに座る」という程度だと、まだ頑張らなくてもできそうな気がしませんか?
この段階で「頑張らないと出来ない」と思ったら、
もっと簡単な行動に変更するといいですね。
頑張り屋さんに多いかもしれませんが「簡単である事」に罪悪感は必要ありませんよ^^
むしろ簡単である事に慣れる段階です。今は「難しい」を無くす事が先決です。
次の行動を忘れてしまいそうだったら、いつも見える場所に貼っておくといいです。
人に見られるのは恥ずかしいので、いつも無意識に見てしまうような、
手帳の内側とか、ケータイの待ち受けとか、机の前とか、キッチンとかに
思いだすための「自分だけに分かる暗号」を書いておけば十分効果があります。
「やらなきゃならない」と思っているきっかけを作りだしている目標を書いておくのも効きますね。
ハリウッド女優の写真を見るたびに「こんなミラクルBODYを目指すんだったわ」と思い出しますし、
「こんな家に住みたい」というマイホーム写真をはっておけば「稼ごう」と決意したあの時の情熱がよみがえるし、
家族が笑顔の写真を見れば、幸せに向かって行動する事も、幸せへの一歩だと楽しめるかもしれません♪
そうやって、1つ目、2つ目、3つ目…と、自分なりの「お決まりパターン」を
修正しながらちょっとずつ組み立てていきます。
こんな事を21日間続けていると、いつの間にか「行動の習慣」が付くようになってきます。
いつもの何気ない行動、たとえば
外出前に (1)服を着替えて (2)靴を履いて (3)玄関を開ける (4)扉を閉めて鍵をかける
というのは、1つ1つ見て行くと、実はとても複雑なことだったりします。
2歳くらいの子供時代は、
服を選ぶ・服を着る・ボタンを掛ける・靴に足を上手に入れる事さえ難しかったハズなんですね。
それが、へたでも毎日続けていく事で、お箸を持つのも、ボタンを掛けるのも、歯を磨くのも、
いつの間にか、難しく考える事も無く、あたり前に出来るようになってきます。
大人だからって、気負わなくて大丈夫。
肩の力を抜いて、
自分で描いたシナリオに沿って、自分だけの幸せでオリジナルな人生を、
一歩ずつ作り上げていきませんか?