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雑感日記

 

行動を起こそうとすると手が止まるのはナゼ? [日記]

ビジネスとか、自己啓発では、よく耳にする

「ホメオスタシス(恒常性)」という言葉、聞いた事ありますか?


恒常性(こうじょうせい)というのは、

生き物が、環境をある一定の状態に保つ働きの事。


例えば、人間が基礎体温を保てるのも、

旅行から帰って来て「あ~家が一番だわ~」と思うのも、恒常性。


そして、

「よし!今日からヤルぞ!」と異様にテンションが上がっても

必ずと言っていいほど、テンションが下がってしまうのも、恒常性。



生物の「生命維持機装置」ともいえる、

寝てる間にも休むことなく心臓を動かし、呼吸をし続けてくれている、

恒常性を担当する「脳幹」は「いつも通り」が大好きです。


「いつもの場所」「いつもの食事」「いつも通りの毎日」が一番落ち着く。

「豪華な人生に変えるぞ!」的テンションなんて、迷惑以外の何物でもないワケです。



「何勝手に熱上げてんの!!!いそいで解熱しないと!!大変な事になったらどうするの!?」


みたいに、全力で「防御」してくれるんですねー…


その防御反応のおかげで、ピンチも乗り切れたり、

トラブルを回避できたり、今まで無事に生きてこられたワケなので、

自分の身体に備え付けられたオートマチック(自動操縦)な部分にも

もちろん感謝しているわけですが、

でも、それでも「変わりたい」「もっと良くなりたい」と、

正反対の「欲求」を持つのが「人間」という生き物です。



面倒ですよねー 

相反するものが、備わってるんです。


感情とか魂とか「見えない自分」としては、

「夢」とか「理想」を掲げて突っ張り知りたい気持ちでいっぱい。


器官とか本能的な「形ある自分」としては、

「失敗するくらいなら今のままの方が」とか思っちゃう。



天使のささやきと、悪魔のささやきみたいなのに、

板ばさみされちゃうワケですが、

どっちも「自分の意見」だから、ホント、動けなくなる。

(*^-^)ノ§ ⇔  /(-_-)\ ⇔  Ψ(`∀´)Ψ


真面目で、自分の人生をしっかり考えている人ほど、


やりたい!のに、できない!

アクセル全開で、ブレーキベタ踏み状態!

まるで、ひとり「綱引き」みたい!

ねぇ…本当の私は、何がしたいの?(T_T)

なんて葛藤が、しょっちゅう起こるわけです。



でも、やっぱり、どちらも「本当の私」なんです。

そんな時、どうしたらいいと思いますか?



ビジネスの成功哲学とか

自己啓発とか

スピリチュアルとか

心理学的にとか

脳科学とか

いろいろな視点、観点は有ると思うのですが、


どれにも共通するのが「案ずるより、産むが易し」ってことです。

細かく言えば、全部別物かもしれませんが、


要点だけみると、

私には


思考は、イイワケじょうず。 考えれば考えるほど「出来ない理由」を見つけ出す。 「賢い思考」のワナにハマる前に 自分がいいと思った感覚を信じて、まず一歩を踏み出してしまえ


と言われているように思うんです。



だから、皆さん形は違えど、

瞑想したり、

タイマーかけて時間制限作ったり、

手帳を埋めてみたり、

あるがままを受け入れるセラピーを受けてみたりすることで、


自分の防御本能である「恒常性」を、あえて弱めて、

「冒険の旅への一歩」を踏み出せるように、自分のコンディションを整える

という事かなと。



でも「防御を弱める」とか「現状維持機能を弱める」っていうと、

ものすごーーーーく怖いですよね。



「間違って大変な事になったらどうすんの?

ゲームの世界じゃないんだから、セーブしてやり直しなんてできないんだよ?」


だからこそ、大半の人が

「やりたいけどやれない」

「恐怖心から抜け出せない」

「いざとなると行動できない」

みたいな状態になるんだと思います。


きっと、生物学的に安定した方?は

「夢は夢、寝てる間に見るもの」とか、

「冒険?そんな危険をあえて選ぶ人の気が知れないわー」

という自分軸を持っていて、

安全で、楽しい人生を送っていかれるので、

それはそれで素敵な事だし、いいと思うんです。


ただ、

私や、きっとこれを何かの拍子に開いてしまったアナタは、

「もっと成長したい」人じゃないかと思います。


これまでのステージをクリアして、

次のステージに上がる直前の人。


いままでの生活が居心地悪くなってきて、

次の快適な環境へ変化しようとしている人。


変化は「行動する」事によって変わるという事を知っている人。


逆に言えば、

「行動することで、今までと変わってしまう」と、気付いている人ではないでしょうか。



変わるって怖いですよね。

「再スタート」だと思おうと思っても、

心の奥底を覗いてみると、

「今までの生活が終わってしまう」という怖さや寂しさを持っている事に気付くかもしれません。


これまで保っていたバランスが、崩れてしまいそうな不安。



でも、今日、ふと思ったんです。


バランスを「取ろう」と思っていたけれど、

バランスって、恒常性の専門じゃないかと。


心臓に「動け」と命令して動かしているわけではなく

寝ている間にも止まることなく自動で動いてくれているみたいに、

人生のバランスも「取ろうと思って取れる」ものじゃなく、

「いざ!という時に威力を発揮してくれる安全装置」だとしたら・・・?



例えば、船の救命ボートや救命胴衣みたいなものだとしたら、

大変な事件が起こらなければ、その威力は体感できないワケですが、

その「万が一」の事態が起こるのを待って、効果を確かめてから次へ進みたいですか?



そう思うと、一番楽に進むためには、

よく世間一般で言われている

「考えるより先に、まず動いてみる」

「上手くやるより、全力でやる」

というのが、手っ取り早いみたいです。



仕事の締め切りに追われていたり、育児に追われていたり

本当に忙しい時は、考えたりする間もなく、

とにかく行動している事ってありませんか?

そういう時って、自分でも驚くくらい無理がきいちゃったりするものです。

終わってから「あー疲れた~~~」とは思うけれど、

最中はただひたすら「一所懸命」ですよね。



腑に落ちないと動けないという私みたいな方、

「分かってるんだけど、納得できない」という事があったら、

本当に「ダメもとで動いてみる」事で世界が変わります。


動く事で「何か」が絶対に変わります。

自分の頭の中で想像もつかなかった事や、

予想外の事も起こりえます。

邪魔も入るかもしれません。


だからこそ「今まで見えなかったものが見えるように」なります。

どうしたら上手く行くのかだけでなく、

どうして上手く行かないのか、

どういう状態になったら、自分は不快なのか、

そういった物がハッキリしてきます。


そうすると、自分枠で考えても考えても腑に落ちなかった事が

「なーんだ、こんな簡単なことだったのか」と拍子抜けするくらい

ストンと腑に落ちることが、たくさん出て来るから更に面白くなってくる。



いきなり大冒険でなくても、

自分の目標に関係する情報を探したり、本を読んでみたり、

気になっていた映画を見て見る、誰かに会いに行ってみる、

気になっていた場所に行ってみる、

窓を拭いてみる、机を整理する というのも行動のひとつ。


何気なく見た窓の外に、机の片隅に、予想外の所に、

思わぬ「発見」があるかもしれません。


そんな小さな「行動」の連続こそが、

「大きな進化」に確実に繋がっていくのです。



まずは、出来る事から、

身近な事から1つだけ選んで、それを「行動」に移してみましょう。


なーんにもできなーい…という時は、

深呼吸する、笑顔を作ってみる、という「行動」も効果ありますよ^^



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